速報:手術日程
ウガンダから帰国した佐藤弘康職員によると、ナニャンゲの手術は3月上旬になりそうです。
当初は3月下旬までに寄付集め、と考えていましたので、かなり前倒しできたことになります。
佐藤職員は2月26日まで日本に滞在するので、14日に東京で打ち合わせを行う予定です。
では、取り急ぎ!
着金確認/ナニャンゲ近況など
佐藤職員からのメールを紹介します。
本日(2月3日)、US$17,838.33の入金を確認しました。
さてこちらの状況報告をします。
今日ナニャンゲのパスポートが無事取得できました。
手術日程ですが、木曜日にナニャンゲの主治医と会い、
今マドラスの病院(Frontier Lifeline Pvt. Ltd.)にリクエストを出してもらっています。
おそらく来週以降に返信があり、おおまかな日程が決まりその後ビザの申請を行います。
手術代金・入院費は銀行手形で支払うことになります。
今日、その銀行手形をStadard Chartard Bankで7500ドル分作ってきました。
それを付き添いの看護婦に預け、現地で渡してもらうことになるそうです。
手術代金以外の、航空券代、看護婦への日当、ビザ等の支払いはCashということなので
6000ドルを引き出し、そのお金でもろもろの準備を行います。
最終的に収支報告を出せるように、寄付金の管理はASHINAGAウガンダのものに準じているのでご安心を。
これが1番大事なことですが、今ニャニャンゲの症状は安定しているようです。
木曜日に病院に行った時は、唇や舌の青さが気になりましたが、一時期よりは大分いいようです。
来週から学校がはじまりますが、それを楽しみにしています。
早く手術の日程が決まってほしいです。
HIROYASU SATO
送金しました!
ついに、本日1月31日(火)午前、ウガンダへお金を送金いたしました。
口座にあった211万8568円から手数料を引いてドル換算し、1万7838ドル33セント。
みなさまのお気持ちが、48時間後くらいにはウガンダに届いていることになります。
予定では、ASHINAGAウガンダの佐藤職員が木曜か金曜に現地で着金を確認し、ムラゴ病院でインドでの手術の予約を行います。
ナニャンゲ本人のビザは先週申請したとのことで、今週末にはできあがります。
それから、これもひとつ良いお話。
先日、佐藤職員が在ウガンダ日本大使にお会いした時、手術の話をしたら、
偶然にも手術地のマドラスは大使がウガンダに来る前、総領事として勤務していた州とのこと。
「滞在中はサポートできると思うので、手術の日程が決まったら教えてください」と言ってくれました。
手術までのカウントダウンが始まっています。皆さまのお気持ちが一人の命を救っていくプロセスを、私どもとご一緒に見守ってくださればと思います。
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日本語教師でもある佐藤弘康職員の活動はこちらからご覧になれます。
http://www.ashinaga.org/img/mainf/6_3title.gif
また、この四月から、佐藤職員の日本語教室の教え子であるエイズ遺児のナブケニャ・リタさんが
早稲田大学の留学生として日本で勉学に励む予定です。
http://www.ashinaga.org/index.php
本会代表の渡辺が第1期生としてウガンダに行ったとき、村のエイズ遺児が
日本の大学で勉強するなど、夢想だにしませんでした。
こちらもぜひ見守ってくださればと思います。
ウガンダの佐藤弘康職員からのメールを抜粋します。
ウガンダから、ナニャンゲの近況が届きました。
ASHINAGAウガンダに出向しているあしなが育英会職員、
佐藤弘康さんからのメールの抜粋です。
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こんにちは。
目標の200万円達成、本当に素晴らしいです。ニャニャンゲも家族も大喜びです。
寄付者の方々と学生らの頑張りのおかげです。ありがとう。
■今後のスケジュール
さて今日、保護者の叔母さんとニャニャンゲと一緒にムラゴ病院に行ってきました。
ムラゴ病院でニャニャンゲの担当をしてくれている医師は2人います。
Dr. Omagino (心臓外科)とDr. Zirembuzi (外 来無料診察)です。
そこでまずOmagino医師と今後のスケジュールについて下記のように打ち合わせました。
①パスポート取得(ムラゴ病院からレター必要)
②着金次第、マドラスの病院での手術を予約、日程の決定
③インドのビザ取得(マドラスの病院から招へい状必要)
④付き添い看護婦と共に渡航、手術(入院・術後治療を含めて2週間の滞在)
⑤帰国、ムラゴ病院にて予後経過を観察
という流れで、具体的な日程は着金後に確認しましょうということでした。
■インドについて
「何故インドか?」という問いには次のように回答をいただきました。
「今ムラゴ病院で、心臓手術において技術提携を結んでいる病院は、アメリカ、南アフリカ、インド(ウガンダと政治的・経済的に結びつきが深い国)と3つあります。
世界で(例えば日本で)他にもこの手術を行える場所はありますが、提携病院にはこれまでも患者を送っており、手続き等がスムーズな上、信頼も実績もあります。
さらに3つの提携病院の中で総費用が1番安いのがマドラスの病院であり、アメリカ、南アフリカで手術・治療するにはマドラスの病院の2~3倍の金額がかかる為、ニャニャンゲのケースではインドが良いと判断しました」ということです。
今のところ彼女の容態は安定しているそうですが、病院の階段の登り降りも途中しゃがみこんだりして苦しそうでした。
■ちょっといい話
実はそれ以外にもちょっといい話が聞けたので下記します。
心臓外科の事務室で働いており、
ニャニャンゲの件に関して色々と力になってくれている女性がいます。
Zirembuzi医師によると、彼女も幼少時ニャニャンゲと同じ病気で、なんと30年前アメリカの病院で手術を受け今は2児の母だというのです。
その手術をサポートしたのはアメリカの「Gift of Life」という臓器提供などの管理を行っているNPO団体だそうです。
彼女の赤ちゃんの出産時には、かつて彼女を執刀した医師がアメリカから駆けつけるなど、今でもやり取りがあるそうです。ニャニャンゲにとっては勇気付けられる話です。
追記:支援金の管理に使う口座ですが、近日中に送金にそなえますのでもう少し待ってください。
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1月22日のミーティングはキャンセルになりました!
連絡です!
1月22日に予定されていた今後の戦略についての会議は、予定よりもご寄付が早く集まったために、キャンセルとなりました。
お手伝いしてくださるおつもりだった皆さま、直前の告知になってしまって申し訳ありません。
ブログは手術後も継続いたしますので、どうぞ見守ってください。
渡邉文隆