いまあなたが救える命―ナニャンゲちゃんの心臓手術を支援する会 -2ページ目

手術成功!

ウガンダから、ついに情報が入りました!ASHINAGAウガンダ現地スタッフの佐藤弘康職員のメールを転載いたします。ご協力くださったみなさま、ほんとうにありがとうございました。(渡辺)

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倉蔵香奈 様

こんにちは、初めまして、ASHINAGAウガンダ職員の佐藤です。
渡邉君から、「支援する会」のほう引き継いでもらったようで、ありがとうございます。

まず、手術後なかなかこちらから連絡がいかなかったことすみません。
3月に私がニジェール出張に行って、マラリアに罹ってダウンしていたことと、
現地スタッフの長期休暇などが重なって、今の今まで遅れてしまいました。本当にごめんなさい。

さて、ナニャンゲですが、付き添いの看護婦さんと共に、3月31日無事インドから戻ってきました。
インドでの手術は成功し、術後の合併症などはまったくなく、執刀した医師の方も驚く回復振りだったそうです。
飛行機の空席の関係で、インド滞在が予定よりも伸びましたが、その他は問題はありませんでした。
手術後 手術跡
(手術のあとが胸の中央に)
31日の日は、空港にお母さんや叔母さんといった親類や、学校の先生も迎えに行き、
ゲートから出てきたナニャンゲを大きな拍手で迎えました。弟が駆け寄り、ナニャンゲに抱きつくといったシーンもありました。
その日は、空港からすぐに自宅に戻り、空港に行けなかった近所の方からも歓迎を受け、とても喜んでいました。
山田と玉田と
(中央がナニャンゲ。日本人は、第3期学生ボランティア)

今彼女は、ムラゴ病院の心臓外科へ週一回通って、エコーや採血など術後の検査を受けています。
担当医からは、「手術は完璧に行われており、問題なく回復している」と太鼓判を押されています。

実際、病院の階段を1階ごとに休まなければ上がることのできなかった彼女が、今は付き添いの叔母さんを、置いてけぼりにしてスイスイと登って周りを驚かせています。
病気のせいで青かった舌もきれいなピンク色になっています。本当に目に見えて元気になっているのがハッキリと分かります。

食事も帰国直後はミルクやおかゆといったものが中心でしたが、今はマトケやポーショといったものも取れるようになってます。
服用薬については、3か月分をインドで購入しており、3か月後に担当医が彼女の状態を確認して継続するかどうか決めるそうです。
ただし、今彼女は順調に回復しているので、薬を継続投与する必要性は少ないようだと看護婦さんが話していました。

ウガンダ口座のお金と、インドでの滞在費で余ったお金を合わせると約4500ドルの寄付金が残っています。
毎週の検査代や、病院までの交通費などの費用は、そこから使用させてもらっています。

来週の検査の際に、担当医と会って今後はどのくらいの頻度で検査が必要なのか等を聞く予定です。
そして4月末の時点で、一度会計報告を作り、「支援する会」のほうに送りますので、
その時点で改めて残りの寄付金をどうするのか決めていただければと思います。

ナニャンゲから寄付者の方へのお礼の手紙ですが、今本人が書いてくれています。
今週の日曜日に出来上がるそうなので、その際に翻訳して、送付させていただきます。

下は、寄付者の方々へのナニャンゲからのメッセージです。

「手術をする前、いつも体が苦しかったです。息をするのも辛かったし、少し動いたあとは胸が苦しくてたまらなかったです。
病気のせいで学校に行けないこともよくありました。だから、手術を受けれると聞いて本当に嬉しかったです。
 インドでは、お医者さんも、グレースさん(付き添いの看護婦さん)もとても優しくしてくれ感動しました。手術のあと看護婦さんが見えなくて少し泣いたけど、怖い事は何もありませんでした。今、私は前よりもずっと体が軽くなって、胸の痛みも少なくなりました。元気になって家族と再会できて、本当に幸せです。
 今はダンスをしたり、学校で友達と勉強することを楽しみにしています。私の手術を応援してくれて、こんな贈り物をくださった日本の皆さんに本当にありがとうと言いたいです」

それでは、また来週の検査後連絡いたします。

HIROYASU SATO

呼びかけ人 住田さんからのメッセージです。

ナニャンゲちゃんの退院が
長引いているようで、
心配されている方も多いと思います。

うちの娘(3歳)が、
去年、大阪の病院で
同じ「ファロー四徴症」で手術を
受けたときには、
一週間はICU(集中治療室)に入っていました。

幼い子どもたちでも、
それから、
1ヶ月はふつう入院しています。

ナニャンゲちゃんは
10歳と、体はもう大人の一歩手前ですね。
心臓は、なんとか体に血液を送ろうと
一生懸命働いてきたので
肥大していることが考えられます。

そのぶん、
術後のケアも長引くことが想像できます。

3月15日に手術が行われたようですので、
それから1ヶ月。
彼女も、医療スタッフも
手術後の心臓が落ち着き、
体になじむのを待っている段階だと思います。

いましばらく、
現地からの情報を
皆さんとともに
待ちたいと思います。

おひさしぶりです

 ブログの更新遅くなってすいません。

 ウガンダからナニャンゲの術後状態はまだありませんが、便りがないことは元気だという証拠かなぁ…と思っています。

 日本での活動に進展がありましたので更新します。


 今日、代表の渡邊さんと会のメンバー数人とこれからの活動について話し合いをもちました。

 

 まず、代表について。

 渡邊さんから引継ぎ、倉富香奈(甲南大学2回生)が仮代表となりました。また仮副代表として深川ゆりえ(龍谷大学2回生)がなり、2人で日本での活動を引っ張っていきたいと思います。

 倉富も深川もこの会に携わっていたメンバーの一員です。 

 後日、メンバー全員で会議をもち、承認をとりたいと思います。


 これからの活動について。

 会のメンバー2名が4月18日に日本を発ち、ASHINAGAウガンダに1年間研修に行きます。ナニャンゲの詳しい状況は19日以降にお知らせできるかなぁ…と思います。

 ブログについても、日本とウガンダで更新を続けたいと思います。

 

 今後もよろしくお願い致します。    倉富・深川


口座を閉鎖しました/ご住所をお知らせください

手術が無事終わったようなので、本日銀行口座を閉鎖しました。


術後の経過によっては「再手術のためにまたお金が必要だ!」ということにならないとも限らないのですが、代表者の名義も変わりますので、一度閉鎖いたします。郵便口座も同様、明日には閉鎖いたします。


ウガンダからお礼状を発送する計画をしております。郵便振替で送って下さった方々は住所が分かるのですが、銀行口座に振り込んでくださった方々は住所が分かりませんので、もしもご希望の方はご住所をnanyange@hotmail.co.jp  までご連絡願います。みなさまの個人情報は、このお礼状発送以外には使用いたしません。


よろしくお願いいたします。

手術終了

ウガンダのジョシュアによると、ナニャンゲの手術は先週水曜日に終了したようです。彼女はまだ退院していないようですが、元気とのこと。


現地に付き添っている看護婦さんがデジカメを持っていて、画像を送ってくれればいいのですが・・・。彼女の元気な写真はウガンダに着いてからになりそうです。